• ホーム
  • 大人にも多いアトピー性皮膚炎の原因とは

大人にも多いアトピー性皮膚炎の原因とは

皮膚の病気の一つであるアトピー性皮膚炎は、良くなったり悪くなったりを繰り返すかゆみのある湿疹を主な病変とします。
かつては子供に見られる疾病と認識されてましたが、今では大人も悩まされており考えられる原因の一つに大気汚染の影響が挙げられます。
汚れた空気に身体がさらされることで体内で発生する活性酸素がアトピー性皮膚炎の発症を促すと言われます。
かゆみや湿疹が引き起こるかどうかは皮膚の強さによって変わるとされ、症状が出てない人でも今後発症するかもしれません。

大人のアトピー性皮膚炎の原因は必ずしもこれが当てはまるわけでなく、人それぞれ様々です。
不規則な生活習慣や偏食もこの皮膚疾患を引き起こすものとして挙げられます。
これらの行為を続けると肌の新陳代謝機能が正しく行えず、外部からの刺激を保護するバリア機能が低下し空気中のホコリなど少しの物質にも過剰反応しやすくなります。
不安や緊張、不満といったストレスも引き金となりやすくこれが多量にあると免疫力を低下させやすくそもそもの要因とならなくてもアトピー自体を悪化させることがあります。
ストレスはホルモンバランスを崩しヒスタミンと呼ばれる痒みの元となる物質を増やすため、皮膚の炎症を強くしてしまうためだと言われます。

また女性の場合、妊娠や出産、月経などによるホルモンバランスの乱れによって体質が変わってしまいアトピー性皮膚炎に悩まされる場合があります。
子供の頃と比べて成人すると、食事を初めとした生活習慣が自己責任になりやすくこれにより今まで健康状態だったのに突然皮膚に不調を伴ってしまうことに繋がります。
人によっては幼い頃に発症したアトピー性皮膚炎が成人しても治らず不調に悩まされるケースがあります。
理由としてまず、そもそもこの皮膚疾患は乾燥して敏感になった肌に刺激が加わり、バリア機能が低下することで引き起こります。
これは子供に見られる傾向として多いもので、大人になればバリア機能が強くなり不調が改善されることがあります。
けれども肌のバリア機能が成長と共に強くなれない場合成人しても痒みや湿疹に悩まされてしまいます。

アトピー性皮膚炎の症状について

アトピー性皮膚炎はかゆみと湿疹という症状が特徴的であり、皮膚のバリア機能が低下する他、花粉症や食物アレルギーのようなアレルギーを起こしやすい体質によっても引き起こると言われます。
子供と大人では湿疹ができやすい部位が異なり、思春期や成人期の場合下半身より上半身の方に症状が見られます。
背中や首周り、顔といった部位に痒みが見られ繰り返しひっかき続けると苔癬化と呼ばれる皮膚がゴワゴワと厚くなります。

また痒疹という皮膚が硬く盛り上がり痒みが持続する状態になるとも言われます。
特に首周りの皮膚炎が慢性化すると色素沈着を起こすこともあり、重症化する前に医療機関などで早い対処が大切です。
皮膚科では痒みや腫れを起こす原因物質であるヒスタミンの分泌を抑える薬を初めとした薬物療法が行われます。

この他自分でできる対処は生活習慣を見直したり、肌のバリア機能を高めるスキンケアを行うといったものが上げられます。
ちなみに乳幼児のアトピー性皮膚炎は顔や頭から始まり、痒みを伴う湿疹や丘疹、ジクジクした湿疹が特徴です。
少し年齢が上になる幼少期に入ると肘や膝のような関節部分に症状が多く見られるほか、耳切れと呼ばれる耳の付け根の窪みに発疹が現れることもあります。

また左右対称にできることが多く、この頃から皮膚が厚くなりやすいです。
実は生後約3、4ヶ月から思春期までの頃の人の皮膚は成人と比べて皮脂の分泌が少なく乾燥しやすいです。
このためアトピー性皮膚炎が発症しやすく、肌の保湿は痒みや湿疹を緩和する手段と言えるでしょう。
肌の保湿はスキンケアでも重要であり、特にセラミドと呼ばれる成分は水分保持力が高く、アトピー以外に敏感肌や乾燥肌の悩まされる人にもおすすめです。